飛行機は自転車より凄かった
先日の旅行に行った際にはGPSレシーバーを持っていったのだ。
自分は観光地めぐりをするよりも宿泊するホテル周辺の街を探検するのが好きなのだけど
全然知らない場所だとちょっと不安。
でもコレさえあればホテルの場所だけ記録してしまえば大丈夫♪
一応、↑のつもりで持っていったのだけど、、、
飛行機ではせっかく窓際の席を確保したのでログを取ってみた。
離陸前のアナウンスで
「航行に支障のある恐れがある電子機器の電源はお切りください」って言っていた、
コレは受信機、電波を発する機能は無い。
衛星からの電波を受信して時刻を表示するついでに緯度経度もわかる
腕に嵌めてる電波時計と同じじゃん。
という勝手な解釈をして窓際に(コッソリ)置いてみた。
離陸前に客室乗務員が来たけど咎められるコトもなかったよ。
線の色は速度。ターミナルからユルユルと滑走路へ、そこからごぉぉぉっと。
九十九里浜だ。
離陸すると太平洋上まで行って西南西に向きを変える。
向きを変えている間はあまり高度が上がらないのだけど
再び千葉県上空に入るあたりから更に上昇。
縦軸/高度 横軸/距離 のグラフ、多少計測のバラつきがあるけど…
右上のVERT SPEED ってのは毎秒ごとの上昇速度(mm)
これが自転車だと数十ミリ程度しか表示しない、飛行機スゲェぞ。
時間に秒の表示がなくてピッタリ1分じゃないからチョット少ないけど
11:33~11:34の間に409mも上昇、1分かからず和田峠ぶん。
↑このときちょうど東京湾の上あたり、
アクアラインが見える。
沼津、手前と奥の雲の間、少し見える糸クズみたいなのが狩野川
天竜川の上空付近、10000mを超えたあたりでほぼ水平飛行になった、
ちょうどお昼を過ぎたので機内食が出てきた。
もう外は見えないしGPSの表示も距離以外は変化が無くて
来て飽きてきたので爆睡。。。。。
寝ている間にGPSレシーバーが窓際から落ちてた、
最後に計測した位置はインド上空に入る少し手前だった。
記事にあるそれぞれの位置は、ほとんど画像の記録時間とGPSの位置情報の履歴から調べたりして…
何時何分にドコにいたのかわかるのは便利だね。
偏西風の影響で行き(東向き)は向かい風、速度は600~700km/h
中国内陸部あたりまで行くと偏西風の影響を受けにくくなったのか800km/hを超える速度。
当然、帰りは追い風、GPSに残っていた最高速度は
飛行機もやっぱり追い風だと速い。