ワイヤーの端末処理~Version:2

フレームを入れ替えたついでにワイヤー類は新しく交換したの。


ワイヤーの端末はアルミのキャップを被せてしまえば手軽なのだけど

テフロンなどのコーティングのないプレーンなワイヤーなので

ひと手間かけてハンダで固めてたりします。


でもね、電気/電子モノの半田付けはそれなりの自負があってもステンレスワイヤーは難しいんだ。




そこで、、、

今度はもっとキレイに確実な仕上がりを目指すぜっ!…というコトで

半田コテの先端の代わりに、コテ先と同じ太さの鉄棒に15φくらいのパイプをロウ付けした

「壺」を作ってみた、今回はこの壺がミソ。
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もっと細いパイプで良かったみたい。

※ロウ付けの溶材(銀ロウ)はハンダより融点が遥かに高いので半田コテじゃ溶けませぬ。





ハンダ付けに使うのは以前と同じ

ステンレス用はんだ、フラックス付き(ホームセンターで売ってる)


画像のコテは40w、60~80wくらいのヤツのほうが良いカモ?

普通のコテ先と違って、先端が大きいから温まるのに時間がかかるけど

ハンダを細かく切ったモノを入れて暫くたつとテロテロに溶けます。

溶けたハンダがこぼれるとヒジョ~に危険なので屋外で、、、


先ずはワイヤーの先端をパーツクリーナーなどでキレイに脱脂して

ハンダに付属のフラックスを先端から5~10mm程度の部分に塗ります、

フラックスがちゃんと付いてないとハンダもムラになるので

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容器に漬けちゃったほうがイイですね、強烈な酸なのでフレーム等に付着してもマズいので…

フラックスを付けた後で、ワイヤーの先端を溶けたハンダにチャポっと。
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ワイヤーを漬けた部分の温度がハンダと同じくらいの温度になるまで…10~15秒くらいかな?

深く漬けてもフラックスの付いたトコロだけしかハンダが付かない。


今度はバッチリ! d(^o^)
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半田コテと違ってハンダの乗りのムラもなく100%の成功率デス。

ブレーキやリアディレーラーはワイヤーの先端が下向きなのだけど、

ワイヤーが上向きになってるフロントディレーラーは自転車をひっくり返して…


フラックスが残ってるとスグにワイヤーが黒くなってしまうので

水やパーツクリーナーなどで良く洗って完成♪






今年の自転車関係の記事はコレでおしまい。

後半はあまり自転車ネタがなかった、ユニサイクルに浮気したし…

特に走りに行ってないのがダメダメちゃんでした。


来年は精進しなくちゃ。




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