白馬24時間マウンテンバイク大会①

この週末に白馬24時間MTBというイベントに参加してきました。


~10/24 24:00まで

直前に調べた天気予報で気温が低いのがわかってたから
走るときはイイとしてもソレ以外の時は寒いよなぁ…って。

前夜になって何か対策をしなきゃって慌ててドンキで¥980のシュラフを購入
ちゃんとしたのは持ってるのだけど、どうせ走って泥だらけのまま使うだろうから
使い捨てのつもりで。


当日の受付は10時から、うちからだと4時間あれば着くのだけど、
ちょうど良い時間に出ると高速の渋滞が始まる時間と重なるのでソノ前に家を出た。
当然、快調に走れてしまうので早すぎ、豊科ICの手前のPAで2時間も仮眠。

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青木湖付近、沿道の紅葉がキレイ。


明け方は陽が出てたのに、到着する頃には雲が広がってきて
くもり/たまに薄日の天気に。

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受付開始の10時になっても駐車場はまばら???

チームでエントリーx12 ソロx30(くらい)しかいなくて、ずいぶんと小ぢんまりした大会だったの。

出場者よりオフィシャルとサポートの地元商工会の人のほうが多かった
MTB協会で年間のレース数を埋めるためにとりあえず開催したんじゃないか?と勘繰ってみたり。

受付を済ませて、、、
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景品はコレだけ、郵貯の絆創膏は何故?
小さなアルミ容器に入ってる菓子はたぶん手作り。

受付からスタートまで、まだ2時間もある。

更に余った時間で他の人のバイクを観察して時間をツブす。
ほとんどイマドキのXCフレーム、クロモリは1~2台?シクロが2台。

見た目だけのフザけたバイクはワタシのだけ・・・

皆ホイール(タイヤ)を何本も用意してきてて
試走の感じでタイヤを選択してた、ロードのレースじゃあまり見かけない光景だよね。




コースはスキーのクロスカントリー場の3つあるコースのうちの1つをメインに
一部周辺の農道へ出たりして7キロちょっと、
同じ場所で夏にあった10時間耐久とは違うコースらしい。

クロスカントリーのコースなので道幅は普通のスキーの林間コースみたいなとこ。
冬場、雪の持ちを良くするためか、雪が無くなって来た時に板を痛めないためか、

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ウッドチップが撒いてある場所があり

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前日の雨でぬかるんでる場所や

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当然、砂利のところも。

農道?の部分は舗装だけど、普段はあまり使われてない道のようで
砂利があったり日陰は一面苔だったり…山を巻くように作られてる道なので結構アップダウンがある。
道の脇はすぐ畑、蕎麦の実を刈り取ってたりする場所も、
コース脇で農家のおっちゃんが見物してたので、挨拶したり。。。


ワタシは1周30分弱くらい、速い人は15分くらいで回っちゃうんじゃないかな。
試走の感じでは2周or1周ごと休憩、マイペースで行くよ。

スタートはル・マン式、
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グランドの向こう端の自転車の置いてある場所まで200mくらいある。
こんなとこでガンバって数秒稼いでも上り始めればあっという間にビリになるのは目に見えてるから
ブログ更新しながら自転車の所まで、てくてく歩く。



ウッドチップの上はまるで砂地を走ってるよう、もふもふして進まないし、
ぐちゃぐちゃの泥も最悪。上りはずるず滑る、下りはぬぷっと埋まって一気に減速してしまう。

自分のタイヤは見た目重視?!だけで選んだヤツなので、泥の上りでは全然ダメ。
天気の悪そうな時に好んで乗ったりしないのでぬかるみで使った事はなかった。

本気な人たちは結構スイスイ上がっていっちゃう、テクニックもあるのだろうけど...

上りでは重いだけだと思ってたリアサスも強く踏み込んだチカラを上手く逃がして
トラクションコントロールのような働きをしてるのね、
(ゆっくり走ってるのでそんなコトまでじっくり観察してたりする)

勝ちを狙う訳じゃないから自分はお散歩ペースで走るつもりだったけど、
あまりの差に滑った分だけ損してるみたいでちょっと悔しい。

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速い人たちの(多分マッド用)タイヤを良く見ると走っている時も
ショルダー部分にこんなに泥がついてない。
おまけに下り始めるとコレが遠心力で顔に飛んでくる、口にも入るし、泥除けがほすぃ。


本気な人ばっかりだから、当たり前といえば当たり前なのだけど
散々抜かされる&誰も追い越すコトが出来ないままへコヘコと。
女性も数人いたけど、みんな上りが速いんだもん。


抜かされるの前提で、常に後ろから来るのを気にしていると、
近付いてきたきり抜かずにずっと後ろをヤツが。
「先に行ってください」って声を掛けると「コースマーシャルですから!」って。
そのように後ろに付かれるのがプレッシャーなのですけど…


7キロのコース上にいるのは40人弱しかいないから、
あまり速度差のない下りでは誰とも会わないんだよね。


ちなみにレース中に撮った本部周辺の全景はこんな感じ、△屋根の建物の前が計測地点
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閑散・・・

でもスキー場の放送設備を使って、ずっと経過のアナウンスや音楽を放送してた。
音楽は有線放送か?80~90年代あたりのロックがメイン、昔良く聞いたのが流れててノリノリ♪

夜になるとスピーカーは切れるのだけど、ソレをFMの自主放送で流していたの、
インフォメーションに携帯ラジオを持ってこいってあったのはこのためだったのね、
山の中なので普通のラジオも入り難いから、この放送は退屈しなくてGood!


前半の起伏は大した距離じゃないので、立ち漕ぎでイッキに行こうとするとズルズルッと。
軽いギアでクルクルしないと上れない←コレがとても苦手、出だしから嫌になってきた

で、ず~っと同じ姿勢で漕いでいると腰が張ってくるから、何ヶ所か都合の良い場所を見つけて
(チョット格好悪いけど)背筋を伸ばしてカラダをうにょうにょ捻るようにして
そろ~りそろりと立ち漕ぎ、加速とかじゃなくストレッチ代わりね、どうせ誰も見てないし。


スタート30分ほどで、心拍計のセンサーの電池切れ、、、
心拍数がど~のこ~のじゃなく、これだけカロリー消費したから○○食べちゃおうかなぁ…
って目安にしてる程度だから問題ないっす。

それよりメーター(猫目のストラーダ線無し)の速度以外の表示が小さくて見難くて、
ガタガタ走ってると確認するのは大変なんだ。
心拍計本体は大丈夫だから時計・ストップウォッチとして活用。


来る前にヘンな時間に睡眠を取ったからか、スタート2時間ほどする頃には頭が痛くなってきた。
始まったばかりなのに…まだ時間はタップリあるから1時間ほど仮眠、
→何となく大丈夫そうだったので復帰。


前回のエンデューロではボトルの飲み口が泥だらけになってしまって困ったから
今回はウエストバック型のキャメルバックを用意したの、一応断熱になっているのだけど、
冷えた水を入れたら腰が冷えるのね、おまけに寒い(スタートの正午で15℃)ので
ほとんど飲まずに日没前(12℃)を待たず使わなくなった。


ずっと走っていられる人は大丈夫なのかもしれないけど、
自分のように休み休み走っていると止まった時に汗が冷えてすっげ~寒い、
日が暮れてからは更に…日没前からずっとなるべく汗をかかないようにゆっくり走ってました


補給用にゼリー飲料のようなモノも持っていったけど、
コレも体が中から冷えるようで、あまり口にしたくなかった。

今回、食料は湯を沸かすだけで食べられるように、
持って行ったのはカップ麺やカップ味噌汁&スープばっかり、
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じつは今回の水分はほとんどソレで賄えてしまって、飲料は手付かず。



日没前には規定でライト点灯、コース上は本当に明かりがない山の中、真っ暗でした。
今回のために用意したSF-503XとNRX-25、
上手く光軸を合わせると2m~40mくらいの範囲をしっかり照らしてくれました。

左右の広がりが少ないけど明るさは最近の原付バイク並?
でも白色光のコントラストの無さか、湿ってるだけの場所とぬかるんでる場所のような
同じ色した路面の見分けがしずらくて、ぬぷっ!となるコトが多々。

他にヘルメット用に
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夏のエンデューロの時よりグレードアップして3wタイプ、電源の単3x3は別体。

バッテリーもヘルメットに装着するのでちょっと重いけど、
前後に振り分けだからバランスは悪くない。

他の人が使ってたCATEYEのHL-EL710RC より配光が素直で見やすいカモ。おまけに安いし(\3,980)

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コーナーの入口などではヘルメットライト(右側の明るい部分)で進路を照らせるので
明るいハンドルマウントのライトより有難かったりします。

ワタシは速度が遅いのであまり先を照らしても・・・どちらかというと
追い抜いていった人の進路を照らしてあげてたような状態でした。。。


22時を過ぎる頃にはコースを走ってるひともまばらに、暗闇の中ひとりぼっち
レギュレーションに熊よけに鈴を…なんて書いてあったから
自分が用意したのが小さなベルだったの。

上りで他の人はイイ勢いでチリチリ鳴らしながら通り過ぎて行くのだけど、
ワタシはゆっくりゆっくり、チィ~ン♪チィ~ン♪なんだか虚無僧のようで怖さ倍増

おまけに夕刻に味噌汁の振る舞いがあった際に、配っていたおばちゃんが
イノシシが出るから、捕まえて来たらイノシシ鍋に…なんて言うモンだから、
暗がりでガサッと音がするとドキッ!とする。

日が暮れたあと、山から水が染み出してきたのか、ぬかるみがさらにぐちゃぐちゃ。
時々ギュルルル~ってタイヤが擦れる音がして、見てみたら
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泥に枯れ草が混じってるので、泥だけと違い走ってるだけじゃ落ちないのね。
まさにグラス(grass)ファイバー …?


23時半頃、休憩のためピットイン。

気温は11度、露で足元が濡れてて体感温度はそれ以下。
日没後からシフトの調子が悪くなったり、チェーンの脱落&ジャミングが頻発してたり、
寒いし、走ってる人も少ないし、寝るコトにしたんだ。


今回は燃費の悪い&高速代割高な自分のクルマじゃなく、仕事用の1ボックスバンで来たのだ。

バンなので床はビニール貼り、仕事場から拾ってきたダンボールを床に敷き詰めて
更にクルマの中で箱型にして、ドンキで買ったチープな寝袋に潜り込むと
まさにホームレス状態(^^;  そんなモノでも無かったら寒くて大変だったカモ?