ヤビツで惨敗

昨日の夕方になって今日の仕事がキャンセルになってしまったんだ。
急に休みになって他に予定は何も無かったので、コレは行くしかねぇだろ?と


ヤビツ峠に行ってみました。

・・・ユニサイクルで。

少し前からヤビツ峠上れないかな?って思ってて、和田峠より長い往復の距離が心配だったの。
先週、ぐるっと40㌔走ったのって、その伏線だったのだ。
こんなに早く行けるチャンスが来ると思ってなかったけど。




じつはヤビツ峠ってすっごく久しぶりなんだ。

自分の記憶にあるヤビツって、まだ宮ヶ瀬ダムが出来る前、
早戸川林道と並んでこの辺りではメジャーなダート道だった頃で、
ソロでオフロードバイクでバリバリ走ってて転倒→服はボロボロ・血だらけになって
泣きそうになりながら帰ってきたのが最後だったような・・・
「ヤビツと言えば裏のダート道のこと」だった頃だね。

とにかくそれくらい久しぶり。自転車では来たコトないの。

輪行も考えたのだけど、ウチは自宅から駅までのアクセスがあまり良くないのよ、
駅まで自走するにも雨上がりの路面は水溜りだし・・・と、いうコトでクルマで秦野まで。


駅前のコイン駐車場にクルマを止めて、

名古木交差点。スタートはココだよね?
イメージ 1
今日は26インチだ。

ココまで来る街中の歩道ではあまり気にならなかったのだけど

イメージ 2
まだ路面が濡れてて、濡れた靴底とペダルの相性が最悪、
ペダルが濡れたタイルの上みたいにツルツル滑る

最初の方で出てくる(↑鳥居↓)なトコロを過ぎてちょっと勾配がキツくなる辺りまで来ると
降りてしまったら次に乗るのが大変なの。

クランクが少し短めだから踏み込まないと走り出せないのだけど
踏み込もうとするとペダルが滑ってまた足を付く、の繰り返し。。。

その先の緩い左カーブを曲がれば少し勾配がユルくなるのかと思っていたのに
カーブを過ぎて、、、

イメージ 3
目の前にこの坂が見えたときは諦めて戻ろうかと思ったよ、マジで。

あと少しでその坂をクリア出来るあたりで、後ろから来たロードバイクの人に
「この先は少しラクになるから」って声をかけてもらった。

先の様子が全然がわからないから有り難かったのだけど、
勾配が少しユルくなったと思ったら
イメージ 4
雲の中?! 朝から雲が取れて晴れるんじゃなかったっけ?
2つ先のコーナーが見えないのに、先の方からくぉ~ってカーボンリムの音だけ下ってくるの。



一応、ドコにも捉まらずに「えいっ!」って乗るコトは出来るのだけど、
ペダルが滑るので最初の漕ぎ出しが出来ない
何度かトライして稀に丁度良い場所に足が置けた時だけ走り出せたりして・・・

↑コレをやればやる程疲れるから、和田峠の時は擁壁やガードレールに捉まって
足もサドルもしっかりポジション決めてからリスタートしてたんだ。

イメージ 5
でもヤビツ峠の路肩ってV字型に凹んでてドコかに捉まろうと端に寄ると
凹の中・・・捉まって乗るのが出来る場所があまり無い。

おまけにほとんどのカーブは内側にバンクしてるし・・・
イメージ 6
自転車ではほとんど気にならない程度だけど
ユニサイクルだと下へ下へと向いていっちゃう。
バランスを取りながら漕ぐのって結構ツラかった。

言い訳ばっかりしながらどうにか到着。雲の中で景色も何もあったモンじゃない。
イメージ 7
2時間くらいで上れると思っていたんだけど、2時間20分くらいかかってしまった。




下ろうとしてる時に「一輪車で和田峠上った人?」って声をかけられた。
こないだの和田峠のあと、某掲示板の和田峠の書き込みを見たんだそうで。
何だかハズかしかった・・・


下る途中で菜の花台というトコロで休憩。
イメージ 8
やっと少しだけ日が差してきた


ガードレールや標識の支柱など捉まれるトコロは構わず捉まってたのだけど、、、
イメージ 9
緑色の苔っぽいヤツのせいでグローブが近所の釣堀の練り餌の臭いがします


ユニサイクルって上れた坂は下れるのだけど、
自転車のようにイッキに下るコトは出来ないの。
どんどん回ろうとするクランクを脚で抑えて抑えて・・・ゆっくり下る。
下りも漕ぎ続けないとイケナイから自転車と違って下る時も暑いのだ。

上りでも追い越して行く自転車を見てたのだけど、和田峠と違ってヤビツ峠って
カーボンディープリムの装着率高い。ような気がする。
コロコロ下ってても、やたらと「くぉ~」って後ろから来たのだけど・・・


自転車じゃ見つけられないような路肩にあったタヌキの死骸とか
動画を撮りながら上ってきたオートバイのヤツが目の前でカメラ落としたのを拾ってあげたり
上りじゃ気がつかなかったこんなトラック(除雪仕様)眺めたり、
イメージ 10
ウニモグ」カッコいい。(^▽^)

下りはさほど労せずに下まで、名古木の交差点から秦野の街中に入って
駐車場ドコだっけ?
イメージ 11
でも、ちゃんとGPSに駐車場からの軌跡が残ってるので逆戻りすればOk。

駐車場の前で商店街のイベントのようなコトをやってて、
そこのおばちゃんにも「蓑毛の先まで行ったんでしょ?」って、
朝、ココに来る途中で見かけたんだって。

すれ違う人ほとんど一輪車で?!って反応だったけど、
名古木のコンビニにいた3本目行くか~?ってグループや
普通の自転車で上ってる人も2人いた(往復ですれ違ったから間違いないと思う)
そっちだってヘンだろ?って気がするのだけど・・・


帰りは苦しそうに上る自転車たちを尻目にクルマでヤビツ峠越えて帰ってきた。
イメージ 12
裏ヤビツの上のほうでは除雪したカタマリが少し残ってたけど、
(更に降らなければ)数日で溶けそう、当分のあいだ来ないと思うけど。


宮ヶ瀬湖ちかくまで下ってきた時に目の前5mくらいのところに鹿が飛び出してきた
目の前で見ると結構デカい!
ヤツは一瞬コッチ見てガードレールを飛び越えて崖のような斜面をイッキに下っていった、
よく転ばないモンだね、アノくらいの脚力が欲しいもんです。


秦野まで輪行→峠越え→宮ヶ瀬からバス輪行で帰宅ってできないかなぁと思って
宮ヶ瀬湖あたりを気にして帰ってきたのだけど、
湖畔をしばらく走らないとダメっぽい。下りきった後でソレは面倒だな。
帰宅後に調べたバス時刻表も本数少ないし・・・



とりあえずの初ヤビツ。
20インチのだったらペダルのコトもクランクのコトもなく2時間くらいだったろうな。
走れている時のペースは26のほうが速いから、漕ぎ出しを軽くするためにもう少し長いクランクと
凶暴なペダル?!にすれば2時間は切れるかなぁと思ったんだけど・・・

とにかく今日は惨敗、ちょっと不完全燃焼っぽい気分。




.