クランク長とトルク

先週のヤビツ峠で乗った26インチのユニサイクル

それまで乗っていた20インチに付いている125mmのクランクにやっと慣れてきたので
長さを変えたくなかったから同じ長さのクランクで組んであったんだ。


自転車のような変速機構がないユニサイクルって、クランクの長さとタイヤ径の比で
ペダルを踏み込む時の重さが決まってしまうんだよね。


同じクランク長(125mm)のまま、車輪だけ20→26になったので
当然、踏み込みは重くなる。(速度は無視してね)

ロードバイクだったらインナーとアウターくらい違う印象かな。

平地なら漕ぎ出しが重くなる程度で、さほど影響はなかったのだけど
坂道では重いのなんのって、、、
坂がキツい所で止まると再発進がナカナカ出来なかったんだ。




で、踏み込む重さが実際のトコロどのくらい違うの?って思ったの。

トルク=加える力x中心から入力点までの距離ってコトで、
角速度とか慣性モーメントとか位相角など、
複雑になっちゃうようなコトはぜ~んぶ無視して

「クランク:タイヤ半径の比」の値のみだけど比較してみたの。




基準にしたサイズはトライアル用のオリジナルのサイズ、
19inx2.5 / クランク長125mm
仮にペダルに真上から10kgの力を加えたとすると・・・

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路面に伝わる力は4.6kg




今回の 26in / 125mm 場合だと

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3.5kg 76% ですね、同じ推力を出そうとするとペダルは3割くらい重くなるよね。

自分のロードバイク、インナー(36):アウター(50)の比が 72%だから
ほぼソレくらいに感じてたのは間違いでは無かったみたい。 


でも 26in / 125mm の組合せじゃヤビツはちょっとキツかった

自転車で言うトコロのアウター縛り状態だもんね、重い訳だ。

トルクを稼ぐにはタイヤ径を小さくするかクランク伸ばすか・・・
☆脚力を鍛えるという発想は無い (^^;




125mm の上には150mmというサイズのクランクがあって、それだと

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4.2kg 91% 、 1割程度の差なら 20in/125mm とさほど変わらない
更にもう少し細いタイヤにすれば、20inと同じ感覚でイケそうだね。


ちなみに以前、和田峠で試した20inの細いタイヤ、半径が50mmくらい小さくなる、
計算したら5.6kgだったの、元よりトルク2割増し、和田峠ラクに上れたのも納得。





と言う結果を踏まえて、152mmのクランク購入しましたよん。



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どうせ回転は上げられないのでケイデンスよりトルク優先。


こんな大雑把な計算でも軽くなってるハズだと思えば軽く感じるモンなんです、単純だから。



体格にあわせてクランクを選択する自転車と違って、
一輪車のクランクって目的で選ぶような雰囲気があって、
あ~だのこ~だの考えるのも面白い。





じつは、こないだのヤビツでは途中で仕事の電話に応対した時間も含んでるとはいえ、
2時間20分もかかったコトに納得してないのよ。


次はいつ機会があるかわからないけど、またヤビツを上る気でいるのだ。




せっかくクランクが届いて試したいのに、この週末は仕事だよ。。。orz