セラミックベアリング
ガタの出てたやつは玉が逝っちゃってた。
あまり上手く撮れてないけど・・・
殆どの玉に線キズはいってた。
このベアリングはゴミや水の進入を防止して
ベアリングの性能を維持するためのシールが付いてるタイプ、
接触シールと言ってシールがこんな感じで
内輪に軽く触れてるのが本来の状態なのね、
コレはダメになったベアリング、向こうが見えるほどシールが磨耗しちゃってる。
ガタが出てシールもダメになったのか、
シールがダメになってベアリングが痛んだのかわからないけど、本体が痛み出すとグリスもイッキに劣化して・・・悪循環、
イッキに逝っちゃう。
接触シールのタイプは防水・防塵の性能もあるのだけど、
シールの接触してるぶんだけ回転抵抗があるのよ。
特にリアはハブ&フリーボディで計4個ものベアリングがシャフトを貫通してるから、
手でシャフトを回した時にはかなりのモノ。
こないだ修理したホイールはシールが磨耗しちゃってた上にグリスもほとんど飛んじゃってて、
ダメになる直前には回転がとても軽かったんだ、
もう1セットのホイールがあるのだけど、これはシールの抵抗だかグリスの硬さのせいか、
軸を手で回すとネットリと重いの。
買った時から先のホイールより抵抗があって、使ってるうち馴染んで軽くなるのかと思ってたけど
全然そんな雰囲気はなくて・・・
(まだ乗ってもいないのに)アッチが調子よくなったモンだから、今度はコッチが気に入らない。
実際は半径の大きなホイールの回転モーメントに比べれば
中心軸の回転の重さなんて微々たるモンなんだけどね、やっぱ気分が悪いじゃん?
規格のあうカートリッジタイプの
セラミックベアリング♪
今度も非接触シールのタイプね。
セラミックの玉のことを
キャビアとか黒真珠とかって表現するけど
・・・タマが見えないのが残念
以前は、金属の輪っかとセラミック玉の組み合わせだと、
ベアリングレースが硬い玉に負けてしまうと聞いたコトあるのだけど
ハブ用(左の4コ)のは輪っかもセラミックのタイプだから大丈夫でしょ。
フリーボディ用(右の2コ)は合う規格のがなくてセラミック玉+金属の輪っかのハイブリッド型
フリーボディ用(右の2コ)は合う規格のがなくてセラミック玉+金属の輪っかのハイブリッド型
(送込)$200以上もしたのに
チープな発送にちょっとビックリ
高い送料取ってるのに。。。
手でグリグリ回してみると回転が軽いには軽いのだけど・・・封入してあるグリスのせい?
ベアリングの品質に玉の真球度というモノがあるけど、
コレも新品の状態を手でイジったくらいじゃ一般的なベアリングと区別つかない。
完全に脱脂しちゃえばちょっとゴロゴロ感が違うかな?程度だよ
ベアリングって回転するときの玉/内輪の軌道と玉/外輪の軌道がイコールじゃないから
どこかで「すべり(=摩擦熱)」が発生、それを減らすためにグリスやオイルで潤滑するの。
どこかで「すべり(=摩擦熱)」が発生、それを減らすためにグリスやオイルで潤滑するの。
セラミックベアリングが柔らかいグリスでイケるのは摩擦に強いから?
でも柔らかいグリスって流失も早そうでちょっと心配。。。
でも柔らかいグリスって流失も早そうでちょっと心配。。。
金属の表面処理剤みたいなのを使うと潤滑を減らせられるというのも同じようなコトなんだと思う。
ちなみに、ベアリングの摩擦の実験
洗浄・脱脂してシールを取り外したベアリングに5-56みたいなオイルをホンの少し付けて
コンプレッサーの圧縮空気をプシューっと当てると、びゅぃ~ん!っと。
コンプレッサーの圧縮空気をプシューっと当てると、びゅぃ~ん!っと。
(ラジコン用の回転計で測ってみた)
定格イッパイの30000回転、
潤滑が足りないので、
空気で勢い良く冷却されてるにもかかわらず
10秒ほどで手で持てなくなるほど熱くなりマス。
試しに更にオイルを付けてはみたけど
エアで吹き飛んでしまいました。
無負荷でそんな感じだから負荷がかかった時は・・・
でもロードバイクなら30km/hで250回転くらい、
シールドベアリングって定格近いとこで使えるようなグリスが封入してあるそうなのだけど、
自転車で使うなら荷重負荷も回転も余裕があるから、
わざわざセラミックにしなくてもグリスだけ柔らかいモノに変えれば済むハナシだという気もするけど。。。
そんなコトより
黒光りしてて硬いの とか
真珠が入ってるんだぜぇ~ ってのが素敵なのだ♪
(真珠じゃないって…?)
それに、セラミックベアリングって流行ってるみたいだしさ・・・
※ベアリングについてはワタシの考え方だから・・・
勘違いしてるコトもあるかもしれないけど自分なりに納得してるからイイの、
細かいコトはあまり指摘しないこと d(^o^)
前置きがすっげ~長かったけど。。。┐(´~`;)┌
届いたベアリングを交換しまする。
こないだの旧いタイプのハブと形状が違うだけで構造は一緒だと思ってたら
イロんなトコに違いがあったよ、、、そういえばモデルチェンジして随分と軽くなってたんだっけ。
リアのシャフトも軽く、ラチェットの形状も・・・
マーガリンみたいなグリスは一緒。
前もシャフトの形状がちがう、
旧タイプと違ってアルミで軽量化してあった
シャフトを固定するCリングみたいなのが
グリスに埋まっててわからずに
外す時ちょっと悩んだよ。
ハブのベアリングはS&Sの表記、フリーボディのベアリングはメーカー名なし。
こないだのは前後でもグリス種類が違ったりしたけど今度のはどこも同じの使ってた、
こないだのは前後でもグリス種類が違ったりしたけど今度のはどこも同じの使ってた、
シールの材質は先のヤツよりは良いかなぁ…と。
敷いてある紙の重さは引いてある、
キレイに掃除するとグリスの重さぶん
あと1~2㌘軽くなる。
セラミック=非金属だから
重くないのかと思ったらそんなコトはない。
(勝手な思いこみ)
サクサクと組み付けて完成♪
ネットリした軸の回転も
クルクル快適になりました d(⌒o⌒)
ハブは調子よくなったけど、
じつはタイヤがそろそろヤバい。
こないだの「修理」と違って、今度の作業はちょっと嬉しい。
気分だけでパフォーマンス5%増しです。
でも、見た目はエントリーグレードのハブのままだから
「レコード使ったって速くない」より言い訳つきそうじゃん? ←コレ重要。
いつも乗ってるワケじゃないから違いといっても・・・きっと体感できないんだろうな。
坂道へ行けばベアリングのコトなんか忘れちゃいそうだし、
そもそも乗る頻度が少ないから、耐久性とかのレポは・・・たぶんない。
そもそも乗る頻度が少ないから、耐久性とかのレポは・・・たぶんない。