白馬24時間/後編
唯一、この上り坂だけは
夕方くらいから濡れてズルッと滑りやすくなってきた
せっかく装備したタイヤのグリップ感ありあり、
チョット嬉しいけどコース全体のうちのほんの一部。
日中は問題ないものの、日没ちかくなるとイッキに気温が低くなる
昼間の気温は18℃くらい、徐々に下がって午前0時頃には10℃くらい、
それでも一生懸命走り続けてる人は汗びっしょり、
それがイッキに冷えないために?ウィンドブレーカー着てたみたいだったけど…
ワタシは短いレーパン&半そでジャージ1枚から、
気温が下がるのに合わせて薄手のインナー→長レーパン→
ウィンドベスト→(袖なしベスト→ウィンドブレーカー)と、、、
止まってるときに「どうにか寒さが我慢できるという程度」に
少しづつウェアを追加、
おまけに汗をかかないようにゆっくり走る
(なのでペースは推しのとおり)
休憩時は練炭で暖をれたのもあって、
今回は寒さとはほぼ無縁♪
何か食べてはちょっと走って、1周したらトイレに行って
(汗かかないのに暖かいモノばっかり飲むからトイレが近い)
そんな感じでダラダラと24時(11時間経過)を過ぎたあたりから、
シングルトラック(難な場所があった)で周回ごと、たて続けに転倒、
暗い上にコースが深く掘れてきてライン取りが難しくなってたり、疲れや眠気もあるのカモ?
ちなみに昼間はこんな感じの場所、、、
画像には写ってないけど、数ヶ所
トライアルセクションっぽい箇所があったのよ
日中は乗り越えるのも楽しかったのだけど・・・
日付が変わる頃から雲がとれてきて(気温も更にさがって10℃を下回ってきたけど)
星がキレイでしたよ♪
午前2時頃、件のトレイル部分で転んだ際に頭(首の付け根あたり)から木の幹にヒット、
頭・首はナンとも無かったのだけど木と頭で思いっきり耳たぶを挟んでしまった
…すっげー痛かった。
まだ1~2時間くらい走れそうだったけど、無理しないでもう寝る。
(このあと霧が出て先が全然見えなくなったらしい、無理しないで正解だった?)
テントコットはナカナカ快適、
今回も朝まで爆睡
鍋のお湯を空いたペットボトルに詰め、タオルで包んでシュラフの足元に仕込むと暖かいぞ♪
朝起きたらちょっと首が痛い、それと耳たぶがすっげー腫れてる。 (耳たぶの「たぶ」ってTabのタブ?)
軽く朝ゴハン食べて走り出す、腫れた耳たぶに朝の冷たい風が当たるとちょっと気持ちイイけど
路面の振動で耳たぶも揺れてジンジンと痛い、
それに中身が入ってないのに「入れ物」ばかりが大きい頭の重さも首にくるので
下りでは前日よりも更にペースを落として、、、
腫れた耳たぶには木の表面に押し付けた痕?
撮ったのがレース後なのでヒゲも伸びてる(笑
レース中から腕はパンパン、肘も少し痛くなったけど、
脚はゆっくりならハーフマラソン走れそうなくらいの余裕?!を残して24時間終了。
テントコットは最後に更衣室としてまたまた活躍。
個室の中でフルヌード♡
スタートからの12時間で2/3、睡眠6時間ののち
後半6時間であと1/3くらいの距離を走るというのが毎回のパターンなのだけど
後半の6時間ぶんがあまり走れなかったから、思っていたほど距離を走れなかったよ。
順位は 上から9割くらいというのは、いつもどおり。
組んでからロクに試してないホイールは、少し振れが出たけど粉砕するコトはなかったよ♪
タイヤやディレーラーに泥が詰まってしまって木の棒でコソコソ落とした前回は、
途中でチェーンのオイル(フィニッシュライン・WETタイプ)が切れて追加したの、
今回、ワコーズのオイルは泥に対してどうかな?って比較したかったのに、条件違いすぎ。
でも、ホコリっぽい今回のコースで多めにつけておいたにもかかわらず
チェーンのリンクやスプロケットにホコリ混じりのオイルの塊みたいなのはあまり付かないような気がする。
短い時間だからわからないけど、普段つかっててこんな感じが維持できるならイイかも?
1日あけた今日、耳たぶはかさぶたでグズグズ、変なビョーキみたいになっちゃった
首はなんとも無かったけど、両腕だけが筋肉痛デス、
ハンドルにしがみついてた訳じゃないのに、握力がでないよ。。。
今回もまた、レースに出たという記事なんだかキャンプした記事なんだか・・・
ストイックに走ってるわけじゃなくても、この次はあーしたい・こうすれば…というのが出てきてキリがない。
じつは今年は今月末にもう1回、24H(A&Fカップ)にエントリーしてるんだ。
この次は痛くならないように走らなきゃ?!