穴掘った

ワタシの実家の母は草花を育てるのが趣味。

梅雨があけるこれからの時期は朝夕2回、鉢植えに水をじゃーじゃーと水やり
水道代もバカにならないみたい。








昔、うちの浄化槽の工事をした際に業者さんが穴を掘ってるのをずっと見ていたのだけど、
そのときに1mちょっとの深さの層に水が流れてたんだ、

浄化槽は2m以上の深さまで掘るからプカプカ浮いて埋設するの大変そうだった記憶がある。






せっかく水が流れてるんだから穴掘ってあげようか?というワタシに父も同意。

(ワタシはあまり信心深くないのだけど) 父が簡単な地鎮祭みたいなコトやって庭の片隅で穴掘り開始。


イメージ 1最初は穴掘りスコップを使って、、、 


最近の宅地・造成地と違って家を建てる際にも地盤をイジるようなことはなかった土地だから
木の根っこが少しあるだけ、ほとんど黒土なのでサクサクと進む。


穴掘りスコップで掘れるのは1mほど、

そこから先は長さ1mほど、65mm径くらいの鉄パイプの中に
ゴム板で簡単な逆止弁のようなモノを取り付け、上にロープを結んで穴の中に落下&落下、
崩れた土がパイプの中に溜まるので引き上げて排出・・・土質が良いからガツガツ進む。

イメージ 2わかりにくいけど、中にゴム板が入ってる


1m30cmほどで水が染みてきて、そこから先はぐちょぐちょ泥だらけ、だけど楽しい♪

水が出始めると砂混じりの黄土色の粘土っぽい層になった、水が流れてるのはこの地層。

さらにもう少し、粘土っぽい層を抜けると締まった感じの赤土の層に。

イメージ 3

水面までは1.3mほど、粘土層を過ぎて赤土の層まで2.2mくらい掘ったところでOKということに。
途中で即席穴掘り器?作ったりしながらでも2時間かかってないんだけどね。




適当な塩ビパイプを水のある層のあたりにと小さい穴をいっぱい開けたのを底まで突っ込んで・・・


数日経過、、、









適当な材料で手押しポンプ作りました、構造的には”ガチャポン”と同じだよ。

最初は土混じりの泥水が出てくるでてくる、、、
イメージ 4

本体左に見える”木の枝”っぽいのも鉄棒、転がってたモノ使って適当に作ったから… (汗

ストローク0.25リットルくらい、30回/分程度のペースで20秒ほどキコキコと汲むと水がなくなるけど
1分ほどで元の水位に戻る、埋めたパイプの径&深さや汲みだし量などから大雑把に計算すると
毎分6リットルくらいは余裕で汲み出せそう。


気が向いたときにキコキコと汲みだしているうち、だんだん濁りがなくなってきたよ。





穴を掘ったあとからはもう2週間近く経ってるんだけどね、、、


イメージ 5

そもそも花木に水をやるだけだから濁りがあっても問題ないんだけどね。

水温は安定してて、ずっと15~16℃ほど。
掘った当初はあまり気にならなかったけど、夏日が続くここ数日は汲みだした水の冷たさがよくわかる。

いきなり冷たい水をかけるのは良くないみたいなので植木用にはバケツに汲み置き。





クルマのラジエーターみたいなモノにポンプで水を流して窓際から風を送れば涼しいんじゃないか?とか
夏なら気温との温度差でスターリングエンジンのようなモノを回せないか?とか・・・

いろいろと夢は広がるけど実家だからね、、、自分の家だったら遊べそうなのになぁ・・・