35gの安心
年に2回くらい、レースのときしか乗らないMTBのホイール、
元々はチューブレスのもの1組だけで賄ってたのだけど、
コースに合わせてタイヤ交換するならクリンチャーがラクだよな~って。タイヤの選択肢も多いしね。
そんなワケで去年、クリンチャーのリムでホイールを組んだの。
組んでいきなり「馴染み」も出てないのに6時間のエンデューロで投入、
当然、レース後には振れが出る。
たった10時間弱の耐久性だったよ。。。
28Hという(自分としては)過度に少ないスポーク本数と、2.0/1.5という細いバデットスポークのせいで
テンションの加減がよくわかんないんだよね・・・組んでる時からちょっと張りすぎだとは思ってたんだけど。
リムブレーキのフロントや一輪車のホイールのように左右対称なら問題ないのだけど
フロントもディスクブレーキだし、更にはリアだったりすると「おちょこ量」がせんせん無くて
加減がナカナカ難しいんだな。。。
そんな状態で技術もないのにアルミのニップル使ったというのがイチバンの問題だね(爆
↑のホイール、逝ったままず~っと放置してたんだけど、
やっと重い腰を上げてニップル交換することにしましたの。
本当はスポークごと交換したほうが良いと思うんだけど、
ニップルがアルミだからスポーク側のネジはまだ大丈夫(だと思いたい)というシロート判断。
Before~アルミの黒色のニップル、3本くらいネジが逝っちゃってるんだ。
リムとタイヤの相性?メチャメチャ固くてタイヤの脱着がすげ~大変なの。。。
スポークを全部緩めて裏側からちょいちょいと入れ替え。
ダメになったニップルの付いてたスポーク側のネジはとりあえず大丈夫そう、
ハブにスポーク通したり、あや取りしたりする手間はないから最初から組むよりは短い時間で
前後とも振れ取り完了♪
今度は真鍮のニップル(銀)
アルミだと(28Hx2=54個)で17gなのだけど、真鍮だと52gあります
じつは最初のレースに使ったあと、特にリア側のスポークの緩みがすごかったのよ。
フロントはほとんど振れは出なかったんだけど、
リアはおちょこ量の少ないフリー側は特に緩み気味だったの。
中間の細いスポークだから伸びも多いのかな~とも思ったりしたのだけど・・・
どうやらブレーキ時の(漕ぎも?)かかるトルクの「たわみ」でアイレットとニップルが擦れて削れてたのか?
緩んだモンだから振れ取りはどんどん締めこむ方向で更に削れて…の悪循環だったみたい。
締めてるときからヘンな感触はあったから、おかしなコトになってるとは思ってたけど、、、
リアフリー側はぜんぶこんな状態でした。ステンレス(鉄?)のアイレット側はひとまず無事。
ちょっとシビアな組み合わせだったのかも?
真鍮ならアルミほどヤワじゃないから、リムフラップ程度の重量増で大きな安心♪
イイ経験になったよ。。。