CD125修理の顛末（ダラダラと長文）
エンジンがかからない状態で手に入れたCD125T
まだ街でちらほらと見かけるけど、１０年以上前に絶版になってたのね、、、
直ったあとの試し乗りのほうを先に記事にしちゃったけど
一応、修理の顛末も・・・
原因を調べてみると、CDIユニットが不良でエンジンがかからなくなったみたい、
そのCDIユニットが既に廃版だそうで…
フレーム番号から２５年くらい前の型だから仕方ないのかな。
かつてのホンダ、そーいちろー氏が現役だった頃は
どんなに古くても部品は供給する！ってスタンスだったのにね、
いつのまにかそんなコトもなくなってしまったのね、、、「昭和」な頃の話だけど（爆
車種も増えるし昔に比べてモデルチェンジのサイクルも早いから、
そんなコトも言っていられない事情もあるのだろうけどね。
ヤマハは昔から比較的早いうちに部品が欠品になっていたのだけど
ホンダは大丈夫だと思ってたんだけどな～、信頼ガタ崩れ。
とにかく純正のＣＤＩが手に入らないんじゃハナシにならない、
他の車種の流用が出来ないかとネットで調べてみたのだけど
流用できるって記載を見かけた車種のCDIが既に付いてた←部品の型番で推測できる
コイツが元凶火花が飛ばないのを確認するため、エンジンをクランキングさせるのにセルが回らない
いちいちキックするのも面倒なので、先にセルが回らない原因を調べようと
ヘッドライトを開けると中の配線がめちゃくちゃ、、、
ぜんぶ繋ぎ直して電装系は（たぶん）大丈夫になったハズ
バッテリーがダメでCDIが動作しないと判断したのか、
比較的新しいバッテリーが付いていたのはラッキー、セルもぎゅんぎゅん回る。
エンジンからの信号も発電も大丈夫そう、
それでもプラグに火花が飛ぶ気配はなく・・・
誰がヤッたのかあちこちに直そうと試みたような跡があったんだ、
CDIがダメ
↓
ネットで見かけた情報で他車種のを流用してみるもダメ
↓
バッテリーが弱ってるので交換してみるもダメ
↓
古いので配線の接触不良があるカモと調べたところで断念して放置
という感じなのかな？ こういう推測するのも楽しかったりする。
昔だったら懇意にしてるバイク店に行って情報を得たり
配線図を見せてもらったりしたのだけど、
バイクから遠ざかってからすっかりお付き合いもなくなって、、、
でも今はネットでそこそこの情報は手に入るから有り難い
それを調べているうちに、車体に付いていた他車種のCDIはそのままじゃ使えないけど
配線を調べていくとちょっとの細工だけで流用できそう、
試してみたら何事もなかったようにアッサリ始動。
エンジンが温まるのに合わせてチョークを戻すと、ぎゃーん！と回転があがる
アクセルを操作すると２次エア吸ってるのとはちょっと雰囲気が違う、、、
キャブをコンコンと叩くと回転落ちるし。
負圧キャブのダイヤフラムが破けていたらどうしよう？←コレも欠品という噂が
最悪、キャブレターなら他のを使えるけど、、、
とりあえずキャブレターを開けてみた、
フロート室の中はやたらとキレイ、
ワイヤーの張りもヘンだったしジェット類は外した跡があるし
ココもヤッてみたんだろうな。
組み付けに失敗してダイヤフラム破いていたりしないよな、、、
下手にキャブクリーナー等を使うとゴム膜がダメになるコトもあるし
ドキドキしながら上蓋を開けてみると、ダイヤフラムは大丈夫そうでひと安心♪
フロート室とピストンはキレイだったのだけど、
それに比べてゴム膜を留めてる蓋はそのままっぽい。
真ん中の凸がバルブになってて負圧を逃がすようになってるのに
そこに古いガソリンが固まって固着しかけて、
負圧で開いたスロットルバルブが閉じない状態だったんだね、
ちょっとオーバーフロー気味だったのでついでに油面を下げて
掃除して組み付け、手でスロットルレバーを開けたまま（エアクリ→エンジン側へ）
コンプレッサーのエアを吹き付けると空気の流れに合わせて
ちゃんとバルブが開閉するようになった♪
元通りに組みつけてエンジンかけて点火時期を確認しようとしたら、
ずっと使っていなかったタイミングライトの電池が液漏れ、、、ｏｒｚ
でも今度はエンジンの吹けあがりもバッチリ♪ d(^o^)
部品の購入するコトなく、手間だけでお金かけずに直ったのはうれしい♪
で、時間が取れたので先の記事の試し乗りに行ってきたワケですの。
元の状態を知らないしタコメーターが無いのだけど、
スピードメーターに書いてあるギアポジションの線？ギリギリまで引っ張っても
ヘンな落ち込みもなく回るから大丈夫なんじゃないかと。
流用したCDIに不安が無いワケじゃないけど、そんなの忘れちゃうくらい快調♪
動作がわかったのでその対策も考えたので、それはまたの機会にでも、、、
あまりにも普通に乗れちゃうので下駄バイクとしては最高なんだろうけど
すぐ飽きてしまうかもしれないのが最大の不安…（爆
