しまなみ海道に行ってきた

関東エリアに住んでると、遠くてナカナカ機会がないしまなみ海道


尾道スタートだと始発で行ってもスタートが10時頃になっちゃう、
早くスタートしたければ前泊するようだし
(途中で戻るか往復出来れば別だけど)今治まで行くと帰りもアクセス良くないし。

今治スタートにすれば、新幹線→大阪南港からフェリー→東予今治
のルートなら朝からスタート出来て、帰りは尾道から新幹線を使って
1泊2日でイケるんじゃない?なんて漠然と思ってたの。


金曜日に休めるとわかって土曜の朝にフェリーを予約(直前だとネット予約できない)
それから大阪南港までの経路を調べて、少し早めのお昼過ぎに家を出た。
乗り慣れない新幹線のチケット買うの心配だったんだもの(爆)


無事に新横浜~新大阪と乗り継ぎ、
そこから地下鉄に乗り継ごうと改札機に携帯(モバイルスイカ)をタッチするとエラー?!

八王子駅から入場したきり、退場の記録がないと、、、
JRは八王子から切符を買ってるのでスイカは使ってないのに?

新幹線の改札まで100mくらい戻り、そこでは手続きできず更に先の在来線の改札まで行き事情を説明、
輪行袋を抱えて改札を抜けたときに右の腰の所に入れてた携帯がセンサーに近づいて反応しちゃったらしい、

それを知らずに退場時にも反応してたらと思うと、、、ぞっとする。


フェリーの時間には早すぎるので、幾つか手前の駅で降りて少し自走するコトにした。

玉出という駅を出たとこで検索して手頃な場所で何か食べようかと
飲み屋的なお店が多いなかで定食っぽい雰囲気の店構えが入りやすそうだったココへ。
お酒を飲まないから、この手の雰囲気のお店に入る機会がないからドキドキ?!
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他のお客さんも巻き込んでの女将さんの話が楽くて時間潰せたよ。



玉出の繁華街を過ぎて港湾エリアっぼい道を進んでフェリーターミナルに到着♪
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関東より経度が西だけあって、
自分の感覚より日没~日暮れの時間がだいぶ遅い。

出港は22時だけど乗船が始まる20時に受付を済ませ乗船

フェリーのエントランスホールはナカナカ豪華でびっくり。
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部屋は2等寝台だけどな。

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チラリと見えた1等船室はホテルのようだったよ、、、


お風呂があったので汗を流してサッパリ、
浴室はさほど広くないけど入浴施設のようにお風呂が目当てで来てるワケじゃないから?
みな上がるの早い(笑)

食堂でまた軽い食事(サラダとかね)食べて、船内を探検したりしてるうちに、やっと出港。
デッキで離岸を見たあと、部屋に戻ってバンッ!っとドアあけたら他のお客さんいてびっくり。
途中でちょこちょこと部屋に戻ってたけど、
出港時間近くまで誰も来なかったから独り占めだと思ってたので、、、

(今更になって)しまなみ海道の情報を調べようかと思ったけど
鋼鉄の板に囲われた客室では携帯の電波が届かず、
ラウンジや展望デッキに行ってまでというのも面倒なので早々に寝た。

いよいよ朝~

日の出を見ようと早起きしてデッキに出たら、、、濃い霧
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すぐそこのマストの先ですら霞んでるんですもの、、、

時間と共に霧は晴れて東予に着く頃にはすこし青空が見えてきた。
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6時に東予港に到着。
乗船の時は気が付かなかったけど、一緒に降りた輪行のひとは他に3人。

しまなみ海道のスタートの今治までは20kmちょっと、
ロードバイクなら自走でも良いんだけどね、、、

フェリーターミナルから今治と壬生川に送迎バスが出てるそうなのだけど、
今治行きのバスは大きな輪行袋はダメなんだって、
手荷物ほどの大きさで持ち込める小径折り畳みなら大丈夫っぼい、
一緒に降りたオジサン二人組はそれで今治までアクセスするそう。

輪行でも可な壬生川行きのバスは発車が7時、
それなら壬生川まで自走で行ったほうが早い(笑)

6時半すぎには壬生川に着き、そこから特急で(次に来るのがそれだった)、
今治が近づくにつれこちらは霧が晴れてない、、、
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7時10分に今治着、

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駅前にあった、世界最大級の輸送船のスクリューだって、でけー

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フェリーの中の自販機でパンでも買って朝ゴハンにしようと思ってたのに、
スナックの自販機が故障中だったのよ、
途中のコンビニで何か買おうと思いつつ、ダラダラと走ってしまって
気が付けば来島海峡大橋の入り口(汗

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サンライズ糸山ってトコはまだ開いてないかな?と気にしてはいたけど、
霧でぜんぜん景色が見えなくて、いつの間にか通りすぎてしまった。

そこから少しループ状の道を上がったトコロは来島大橋(のはず?!)、
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霧で視界は30mくらい、近づく人が見えず声が聞こえてきたあとにいきなり姿が現れる。

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橋脚も支線の先も霧の中、せっかくイチバン大きな橋なのに~(>_<)
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メットの先端から水滴落ちてくるし、メガネにも水滴ついて視界は更に悪くなるし、

あとどのくらいで渡りきれるかもわからず、
霧の中で変わらぬ景色に飽きてきた頃に霧越しに太陽が見えてきた、

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渡りきった頃には少し青空も見えてきてたので、
視界が悪そうなら行く気がなかった亀老山へ寄ってみるコトにした。

通りから頂上まで3,7kmらしい、最初の1,2kmは余裕だったけど、
その先で右折したあたりからキツいのはじまる。

事前にチラッと調べたときに10%くらいという記述があった気がしたけどそれ以上あるよ、
あれ平均値だったんだな。。。

降りはしたけど押し歩きせず再乗車、ヨロヨロと標高を稼いでいくと、
霧はどんどん晴れてきて、日差しの暑さで汗だく。

右折してからの2,5kmで5回も降車、平均0,5kmずつ(笑)、
実際は残り500mの表示があったあたりからキツくなった場所で
3度も止まってしまったのだけど。

途中からチラリと見えた景色に期待ワクワク

ようやく着いた頂上の展望台からの景色、雲に浮かぶ橋や島々は絶景だったよ♪

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高そうなカメラ持ってよく通ってるオッさん曰く、
霧に浮かぶ橋が見れるのって1年に何度もないんだって。

肉眼だともっと橋がキレイに浮いて見えていたのだけど、
チープなコンデジしか持って行かなかったので、、、お伝え出来ず残念。


そのカメラのオッさんが撮ってくれた。
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この時はまだ二の腕や脚が白いけど、
数時間後には真っ赤になる。


暫く景色を堪能したあと、展望台駐車場にある売店でご褒美アイス

藻塩味(小さなオレンジのはサービスしてくれた)、
口の中で溶けたあとにほんのり残る塩味でサッパリ♪
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亀老山を下り、コースに復帰。
1時間20分くらいのロス。そのうち上りが40分程度かかってた。

結構本気で坂を上がってしまったので脚がパンパン、
まだ10数キロしか走ってないのにペースあがらず、、、
景色で大満足しちやったのもあって、もう消化試合的な感じ?!

今回は普段より背負う荷物が多くてね、
着替えのシャツ、近所の山へ行くより多めの工具にスペアチューブ(←コレが重い)
少し大きめなバックパックごと振られてしまって漕ぎにくい、、、


じつは土曜日の夕方に週明けの仕事の様子を確認してて、
そちらのほうは大丈夫っぼい、そんなコトもあろうかと
あらかじめ調べてあった尾道のビジネスホテルに電話してしまった(爆)

もう帰りの心配はなくなったので、ガシガシ走らなくても大丈夫、


とりあえず何か食べたいな~とカフェのような店を覗いてみたけど
オッさん1人で入るには抵抗あるなぁ、、、でパス。

そこを出る時、フェリー乗り場で会った折り畳み2人組と再会。

大島は内陸の丘を越えるような感じの道を走り抜けるのね、
何となく房総半島に似たような雰囲気?!

大島大橋の近くでやっと海に出た。
海沿いを走るというコトがほとんどないからそれだけで楽しい♪

時間的に潮の動きの大きい時間なのか?
海なのに波がなく大きな川みたいに流れてるのが不思議、、、
瀬戸内の人には当たり前のコトなのかもしれないけどね
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大島大橋のたもとに来る頃には霧も晴れてきた。
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伯方島でマリンオアシスはかたに立ち寄り補給、

ゼリー2パックと、またまた塩ソフト。さっきの塩ソフトとの違いは…よくわかんない(笑
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ところで、、、メシはどーした!?

荷物の重量を増やしたくなくて、飲み物は持ち運ばずにその都度補給、
大三島の多々良しまなみ公園で補給&じゃこ天
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じゃこって何?風味は良いのだけど厚紙のような食感が微妙、、、

メシはどーした!?

生口島ではしおまち商店街に立ち寄りコロッケ
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ココでまた折り畳み二人組と遭遇、
小径車でのんびり走るのと同じくらいのペースなんだな。


更に少し先でまたアイスジェラート
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メシは、、、ちょこちょこ買い食いしてて腹へらない(爆


取り出すのが面倒なトコロに入れててほとんど撮るコトなかった動画は、
多田羅大橋だけ。

多々羅大橋

動画の後半は鳴き龍のやつヤッてみた、手をたたいて反響する音も聞こえなくもない?


しまなみサイクリングで橋へのアクセスの坂が…というのを時々見かけるけど、
通りから緩い坂~上のほうで少しキツくなって「平均3%」というコトなでキツいところもあるわな、
普段から通勤でも自転車に乗っていれば問題ない程度の坂なんだけどね。
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買い食い画像ばっかりだけど、景色もしっかり堪能してるよ。


走るのはやっぱ海沿いが気持ちイイけど、
ちょうど時期なのか柑橘類の花が咲いていたので
海から離れたルートではずっと良い香りが漂ってて、それはそれで気分が良いよ。

そんなこんなで17時すぎ、尾道へと渡るフェリー乗り場へ着いてしまった
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日本一(世界一だっけ?)短いフェリー航路
コレで毎日通学・通勤してる人がいるんだよね、、、羨ましい。


宿にチェックインしたあと、荷物を置いて駅に帰りのチケットを買いにいくついでに
(ビジホの狭いユニットバスは嫌だったので)近くの銭湯へ。
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他に客はおらず、浴槽を独占できてゆったり。

その後、商店街へと行ってみるもドコも閉まってる、、、
ゴハン尾道ラーメンを食べたけど、
普段ほとんどラーメンを食べないので何を以て尾道ラーメンなんだかわかんない(爆

翌朝、駅へと行く前にちょっと遠回りして
前夜に地図を眺めてて気になったガウディハウスという建物へ行ってみた、
近くでよく見るとナカナカ面白い。
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港に迫る山の傾斜地に建つ家と、
その間を迷路のように通り抜ける細い階段、、、
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昔、親戚が住んでいた長崎佐世保駅の北東エリアと似たような雰囲気
自分にはなんか懐かしい感じ。。。


商店街を経由して、パン屋航路というベーカリーにてパンを購入して帰路へ。
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ココのパンは美味しかったぞ。




亀老山へ寄らなければ日曜日に帰るコトが出来たかな、
もしくはロードバイクなら余裕で1日半の行程か。
そもそも2泊3日が出来るなら、ビジホじゃなくて途中の島で宿泊すれば、、、欲を言ったらキリがない。


ワタシにはフェリーはもとより新幹線でさえ「非日常」がワクワク。
橋とか造船所などの建築/建造物など、「人間が作った大きなモノ」を見るのも大好き。
キレイな海や島々がたくさんある瀬戸内独特の景色も感激だったよ。

ちょっとコストかかってしまったし、
勢いで行ってしまった感じだけど、行って良かったよ。
機会があればまた、今度はチャリでもっと色々な場所へ行ってみたいね。