ディスクブレーキ仕様だよ

先日の記事でちょっとだけ触れたディスク台座はね、


古いクロモリフレームを手に入れたので

ちょっと遊んでみようと思ったのよ。


Tig溶接という方法で溶接したのだけど、

Tig溶接ってキレイに並んだ鱗模様が特徴で

それで溶接の腕前がわかってしまうほど?

イメージ 1

ウチのロードはこんな感じ、凸凹を少し磨いてあるみたい。



仕事で毎日のように溶接をしてる職人サンならともかく

ワタシはたま~にしかやらないから溶接痕が汚いです。

平らなモノで条件が良ければそれなりに鱗模様になるのだけど

丸い薄肉パイプ+ブ厚い鉄板なんて上手くいくハズないじゃん。

(それがバレないように先日の画像は加工してあったのだ)


じゃ、ど~するか?

一度、溶接した上から更に溶接を盛り、後で削って整形します。

ビード(溶接痕)が揃ってないとドコか1点にチカラがかかって

ソコから破断したりするコトがあるのだけど、

にゅるりん仕上げにすると応力の集中を防ぐ効果もあるそう、

キャノンデ~ルのフレームがそんな感じですね。

(もちろん、ちゃんと溶接が出来ていればのハナシ)



イメージ 2

途中の経過がなくて、いきなり出来あがり。

錆止めに色を塗ってしまったので下手なのがわからなくなりました♪

まとまった時間があれば半日ちょっとで出来そうな作業なのに

暇が出来た時に少しづつやってたからすっげ~時間がかかった。

工作室なんて無いから屋外で、夕方以降は寒いのなんのって…


強度に関してはたぶん大丈夫なのだけど、

溶接で熱を加えてしまったのでフレームが歪むのが心配だったのよ。


そこで自転車店に行って見てもらいました。


エンドの平行を見るやつ?で、、、

イメージ 3

ピンぼけだからわかりにくいけど

「ベースが高級なフレームじゃないからこの位の歪はよくある」程度。

もっと歪んでしまったかと思っていたので、修正してもらってひと安心。


台座の面出し?をする工具で、、、

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キャリパーの取り付け位置がほんの少しズレてるみたいだけど平行はバッチリ♪

コレも修正して直せる範囲。


あとはワイヤー受けを付けてしまえばフレームの加工は完成。


年内はココまでで年越しかな?


全貌はまだ秘密♪