ワイヤーの先っちょ ②
ワイヤーの端末ってアルミのスリーブ被せてあるのが一般的だけど
スリーブをカシメてるから取り外すとワイヤーの先がバラけてしまう。
何かの時にワイヤーを抜いてしまうと再び通すのが大変だよね、
そんなの再利用しないで新しいのに交換すればイイんだろうけど、貧乏性なのでね。。。
シマノの新しいワイヤーの先端は、たぶん溶断してある(字の通り溶かして切断)
モノによっては切りっぱなしのも有る。
カンパのワイヤーは半田で固めてある上に鉛筆のように先端を尖らせてあって
新品の時は通すのが非常にラク、余った分は切ってしまうので
結局アルミのスリーブのお世話になってしまうのだけど…
要は先端がバラけてしまわないように固めてあれば
アルミのキャップを使わず済む訳だ、
たとえばハンダで処理するとか…コレもなかなか難しいんだよね。
溶接のアーク(火花)でバチッ!と切ってしまえば、こんな感じになります
わかり難いけど、先端がキレイに丸くなってます。
溶接機は有るのだけど、いつも使うモノじゃないから物置に片付けてあって、
ワイヤーを切るだけのために溶接機を用意するのもちょっと面倒なんだ。
スイッチをチョンと入-切するとコンセントから整流器(黒い部品)を経由して
電解コンデンサー(青い部品x2)に電気が一瞬で貯まる。
スイッチを切ってもコンデンサーにはDC140Vほどの電圧がかかった状態。
黒い線の先には電極(普通のネジ)が付けてあって白い線の先に付けたワイヤーを
(スイッチ入れっぱなしだとショートして家のブレーカーおちます)
お試し用に用意したのはカンチブレーキ用のチドリワイヤー、
髪の毛みたいな細い線が10本くらい撚ってあるのが6条ほど、
シフトやブレーキワイヤーよりかなり太い。
むき出しの端子には100V以上の電圧がかかってるし、試しにショートさせたら
火花と共に耳元で手をたたいた位の大きな音、おっかないから電極にはゴムホースを被せたの。
万全の準備をして?!コンデンサーを充電して(恐る恐る)パンッ!と。。。
電気の容量が足りない、溶接機のように持続して火花が飛ぶわけじゃないから
何となく先端がコゲただけでした。何度もやってると切断面のトゲっぽいのは
丸くなるけど、先っぽ全体が溶けるには程遠い。コンデンサーの耐圧に余裕があったので
200Vかけてみたけど音が大きくなっただけで溶けるには至りませんでした。
画像じゃわからない、先端を触ってもチクチクしない程度。。。
もっと容量の大きなコンデンサー使えば、細いシフトワイヤーならイケるかもしれないけど
更に大きな音がするのかな?(200Vの時はホースの中で爆竹が破裂したくらいの音がした)
そうなると音対策も考えないとダメ? 当初の目論みとかけ離れて
だんだん「手軽」じゃなくなってしまいそうだから企画だおれだな、きっと。
☆☆☆
今日、羽村にある取引先でチラッと見かけた市の広報に
チューリップまつり開催中って記事があった
そこの人が言うには「こないだの週末も結構咲いていたけど、
この週末あたりが絶好の見頃なんじゃないか」と。
行きたいけど、この週末も仕事カモしれん。。。
桜もろくに見ないまま終わってしまったもんな、
お花見サイクリングに関しては今年はツイてないんだよな。