エアーコンプレッサのスイッチ

エアーコンプレッサの運転制御の方法って
「圧力スイッチ式」と[アンローダ式」というのがあるの、

小型のモノだと「圧力スイッチ式」というのが一般的、
その名のとおり、タンクにエアが溜まると圧力スイッチが働いてモーターが止まる、
タンクの圧力が下がると再びモーターが回り始めて、、、というタイプ。

「アンローダ式」というのはタンクの圧力でアンローダ弁という圧力弁が動作して
空気の圧力で圧縮機の吸気バルブを解放するコトで圧縮しないようにする、
機械的に圧縮機をカラ回りさせてるだけで、モーターは回りっぱなし。


どちらも一長一短あって、その都度モーターが停止する圧力スイッチ式のほうが良さげだけど
連続してエアを使って頻繁に起動停止をくり返すような使い方だと
電気部品が多い圧力スイッチ式よりアンローダ式のほうが信頼性もメンテもラクだったり。



うちにあるコンプレッサはアンローダ式」、(プライベートで使うにはちょっと大きめ

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エアツールを使っているときは良いのだけど、
たとえばベルトサンダーで削って、ちょこっと溶接してまた削って…
というようなときも回りっぱなしなのがね、、、

そこで都度スイッチを切ってしまうと中途半端に圧力が掛かってるときに
負荷がかかってモーターが回り出さないコトがあったりするのよ、
アンローダ弁を手で開閉して圧縮を抜いてやれば良いのだけど、いちいち面倒 (汗



ずっと前からやろうと思ってはいたのだけどナカナカ腰が重くて(爆
やっと、圧力スイッチやら電磁弁やら、あれこれ集めて、、、制御盤のようなモノを作った♪

もっとシンプルなレイアウトに出来そうだけどね、
部品は寄せ集めだし、センス無いから、、、、
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アンローダ式のタイプはモーターが回りっぱなしで勢いがついたトコロで圧縮機が動作するから
起動トルクもさほど必要なく、モーターが小さめだったりするので、
モーターの入切りだけじゃ具合が悪いんだな。

なので、モーターの起動とタイマーを接続した電磁弁でアンローダを動作させるようにしてみた


組み立てたあと、圧力スイッチのホースに息を吹き込んで動作テスト、
0.002Mpa程度しか圧力かけられない(それでも設定は出来る)、、、あぁ眩暈がしそう(爆



本来はモーターの入切が目的がメインで起動時の「圧縮抜き」にアンローダを流用するつもりだったけど、
圧力スイッチでアンローダを制御するほうがメインになってしまった感じがしないでもない(爆


アンローダ弁から圧縮機ヘッドへ接続はウレタンパイプなので、途中を切って
アンローダ弁、圧縮機それぞれのホースに電磁弁からのホースをを接続、
ワンタッチジョイント使ってるから盤に不具合あってもすぐ元に戻せるし(笑

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アンローダ弁の根元から圧力を取り出せればホースの方向が揃うからスッキリすると思ったんだけど
根元にフィルターみたいなのが出っ張ってて継手が使えず、
仕方ないので圧力の取り出しは別の場所から、、、

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壊れてた圧力計も交換したけど、圧力スイッチに表示が出るんだった、、、

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圧力上がって停止→圧力下がってモーター再起動&時間差でアンローダ解放・・・バッチリ♪

電磁弁は3方弁になってるので動作してないときは既存のアンローダも使えるようになってる
万が一リレーが動作しなくてもアンローダが働くので安全弁がわり?にもなるし。

いちおうスイッチも設けて「圧力スイッチ」と元々の「アンローダ」の切り替えも出来るようにしてある。


今まではずっとモーター回りっぱなしで煩かったから、使い終わるとすぐスイッチ切ってたけど、
今度は電源を切り忘れて、とんでもない頃に再起動ってコトになりそうな予感が、、、汗