レンズの曇りとH4-LEDバルブ

数か月まえに手に入れたWolf200、エンジンかかるようにしたときのテスト走行と
その後に奥多摩のほうをぐるっと150kmくらい走ったきり、
夏に1日くらい休みがあれば遠くへ行こうかと思ってたけど休みなかったし
ぜんぜん乗ってない、、、こうなる予感はしてたんだけどね~(爆

それでも手元にあるうちは(それなりに)気になる部分とかあって、、、

ライトのレンズが曇ってるのよ。

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樹脂のレンズだと樹脂自体がくすんでしまうコトもあるけど、
コレはガラス製、内側が曇ってるだけ。

ガラスクリーナーでも良いのだけど、部屋にあったのがエタノール(笑
あと、ウェス代わりにキッチンペーパー。
本当は不織布(コンビニでくれるお手拭など)のほうが良いのだけど、まぁいいや。

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ライトレンズは複雑な形じゃないから、棒にウェス巻き付けるだけでも良いのだけど、
せっかくだから↓コレも使う、100均で売ってる10mm径くらいのネオジム磁石(5個入り)

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100均のヤツとはいえ、磁力は強いぞ。

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磁石を1つ、エタノールで湿らしたウェスにしっかり包んでレンズ内に放り込んで、
残りの磁石でレンズ表面から誘導して拭き拭き♪

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レンズの中からお注射の匂いが漂ってきますぅ~

丸型のレンズじゃあまり有難みが無いけど、
以前、この方法で複雑な形状のクルマのライトでヤッたときは便利だったのよ。


調子に乗ってヤッてたら、キッチンペーパー破れてしまって
落ちた磁石が金属製の反射板に貼りついて焦る…
反射板の裏から磁石の同極側を当ててどうにか取り出せたけど。


レンズのガラスはキレイになったよ♪

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問題は反射板のほう、下半分だけクリアのようなコーティングになってて
そこが白濁してしまってるんだな、上半分は元々コーティングになってないっぽい。

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イチバン目立つ角度で撮ったのが↑コレ、見る角度によっては非常に目立つけど、
斜め上から見ればさほど目立たないし、常時点灯だからライト点いてればわからないし、まぁいいか。


ついでに、、、

最近だいぶお手頃になってきた、H4のLEDバルブというモノを買ってみた。

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もう少しW数の多いモノが何種類があったけど、
他のはバルブ後部に放熱用のファンが付いてたりする
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コレだと、バルブのゴムカバー付かないんじゃ?と思ってましてね。


LED素子は上面に2こ。

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ロービームで先端側、ハイビームで根元側がそれぞれ点灯。

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↑は撮影用に5v以下の電圧で光らせてる、
6v近くなると光量が増して、旧い6vのモンキー/カブより明るい。
8vを越えれば光量はほとんど変わらず、電流値だけ変化する、
12v付近でだいたい0.5A=6wくらい。12wというのは6w+6wというコトなんだな。


記事の下のほうで点灯させてみてるけど、H4ほどの熱は出ないので
放熱フィンがレンズ内にあってもたぶん大丈夫でしょ。


ちなみにWolf200の標準のH4バルブは、60/55w

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H4バルブもフィラメント(光る部分)が2系統になってて、
先端側のロービーム用のフィラメントは遮蔽版が付いてて
上方向への光をカットするようになってるのだ。

それがリフレクターに反射すると↓こうなる。
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特殊な形状のレンズを除いて、クルマなどでも点灯時のライトをよく見ると
ロービーム時は主に上半分だけが光ってのがわかるよ。



LEDバルブをレンズに装着してみたところ。

このライトだとバルブ形状や放熱フィンは気にならないけど
イマドキのマルチリフレクターのようなクリアレンズでバルブ丸見えだと、どうかな?

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電源を繋いで部屋の中で点けてみた、

H4 Low
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Led Low
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H4 High
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Led High
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ハウジングは手持ちなので向きはともかく、、、

画像だとわかりにくいけど、H4だと中心部と周辺の差があまりなく、わりと全般的に照らすのに対して
Ledは中心が明るく、周辺に向かってグラデーションのように暗くなってく、
レンズがシャープでない懐中電灯っぽい感じ?

なにより、H4のロービーム時には水平より上の光がしっかり切れてるのだけど
Ledだとそれが無い、光が広がりにくいハズのLedのほうが光の広がりが「ぼやけた」感じになるのね、
LED素子の特性とか反射板の関係だろうけど、LEDのHi側で水平以上の光が切れてしまうかと思ってた。

ちなみに、点灯しているときのレンズのほうは、、、

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くっきりと上半分しか光ってない ;汗

もう少しW数の多いタイプのバルブだと、下向きにもLED素子が付いてるけど、
下向きに付いてるぶんは路面を照らすワケじゃなさそうだからねぇ、、、
反射板の下半分の「くすみ」が目立たないから良いでしょ(笑

ポジション付きのライトにしてLedのポジション球でも付ければ下半分の見た目の暗さは解消できそう、
常時点灯が普通になってしまって、ポジション付きのライトはほぼ無くなってしまったけどね、、、

光量はH4-55wより少ないのかな?
色が白いし広がり方も違うからどっちもどっちという感じ。


H4に最適化されたレンズ/反射板に違うタマ入れてるから仕方ないのだろうけどね、
レンズによっても変わると思うから、結果についてはこの限りじゃないんじゃないかな。
車検は無理でも、軽二輪だから自分で不満なけりゃイイんじゃない?


あとは大陸製であるが故の耐久性だね、
夜に走るコトはまず無い(というか今後乗るのか?)ので自分にとっては大したコトではないけど
H4ハロゲンなら万が一ロービームが切れてもライト下向きにして対処できるけど
コレは逝くとしたら電源回路のほうがヤバそう=Lo/Hi とも点かなくなるというコトになりそうだな~


ともあれWolf200には標準より小さいバッテリーが付けてあるので
いちばん消費電力が大きそうなライトの消費電力が1/10ほどになったのは嬉しい。
グリップヒーターぶん以上の余裕が出来た、冬は寒いからきっと乗らないけど。


*後日、暗い場所で撮ってきた配光のようす →コチラの記事の下のほう