Nike+ sportswatch GPSを分解してみた

去年、それまでずっと使っていたNikeのスポーツバンドから買い替えたNike+ sportswatch GPS
日常防水を謳っているにもかかわらず数か月で中が結露するようになって、
水気には気を付けてはいたんだけどね、、、

ついにランの途中で軽く雨降られた程度で水が入ってしまうようになってしまい、
そしてついに、、、湿気にヤラれたのか液晶表示が死にました。

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何をしても画面はこのまま、それでもログは取れてたので
ピッ!というビープ音だけで操作して数日間は使ってた(爆

せっかく積み重ねてきたログがあるからNike+を使いたいのだけど、
そもそもNikeGPSウォッチは防水性の評判あまり良くないみたい。
他のメーカーのモノのほうが良さそうだし、データの連携もできるようなのだけどね、

面倒な設定もせずPCに繋ぐだけでデータのアップロードや充電が済むので
また同じの買っちゃった♪

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使い始めて14か月、値段で言えばシューズにかかる金額とさほど変わらないけど
シューズのようにすり減ったり汚れたりという見た目の変化が無いから
もったいないような気がするよね。

届いたとき、画面の表示が出てないのは
スリープ状態ではなくバッテリーが放電してしまってるっぽい
長期在庫なのかぁ?(爆

今度のはプログラムのバージョンが違うのか?(設定カモ?)
走り終わったあとにファンファーレ的な音が鳴る、ビープ音だけど。



壊れたヤツはドコから水が入ったかわかれば
対処するなり気を付けるなり出来るカモしれないから
捨てるまえに分解してみたよ、

いちばん上の画像で本体の右側のカバーが浮いてるのがわかるのだけど、
まずは本体の周りを囲うように着いているカバーをめくってみる、
少しだけ糊のようなモノが付いてるけど、簡単に剥がれた

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ボタン周りも含めてこのあたりは防水には関係なさそうだねぇ、、、

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いよいよ本体の分解に行くよ♪

小さな+のネジが6本、
最近視力が衰えて、こういう細かいの苦手になってきた(汗

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ネジを外すと本体はかんたんに開いた、
左がボトム側、バッテリーは3.7V/170mAhでした
接点で右の本体側と接触してる

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上下のケースの嵌合部分はパッキンに防水グリス?で大丈夫そう、
怪しいのは右のUSB端子からベルトの中を通って本体に入るフィルムケーブルの付け根、

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ケーブルが入る部分にビニール(またはゴム)っぽい樹脂を塗ってあるのだけど
それがかなり適当。

ベルトから繋がるゴムカバーと本体の隙間にも汚れが入ってるコトを考えると
本体を拭いても隙間に水分が残ってしまう、
腕に付けているときに本体が暖められて中の空気が膨張して
冷めて空気が収縮するとともにケーブルの入口から
隙間に残っている湿気を吸ってしまってるんじゃないかと。

使うにつれ、カバー部分が伸びてきて隙間が広がって
より浸水しやすくなってきたというのも合点がいくしね。


ちなみに本体から基盤を外して液晶と並んで付いてるのはGPSのセンサーかな?

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とりあえず構造がわかった、

ケーブルが本体へと入る部分の防水性能は
当たり外れがあるというコトで、今度は気を付けて使おう(笑