CNC加工機(のようなモノ)を作ろう!
Arduinoで使えそうなステッピングモーター関係のモノが
何かないかな~ってAliExpressとか物色してると、
$200弱くらいのお値段から↓こんな感じのCNC加工機の組み立てキットみたいなのがたくさん出てるのよ。
ラジコンで使ってるようなDCモーターだし、作業範囲は10~15cm程度、精度だって頼りなさそう(笑
さほど使い道ないけど面白そう。
でも、ちょっと遊ぶだけのためには手が出ないなーと。
モーターの代わりにレーザーモジュール取りつけて、刻印?できたり
強力なレーザーモジュール搭載して薄い木板の切断できるものもあったりして。。。
最近はAmazonにも出回ってるよ、
そんな加工機の中で、もっともお手軽っぽい$60くらいで出回ってるヤツがあってね、
紙とか皮革に4cm程のサイズの刻印(焼印?)出来る程度のものなのだけど、、、
このX軸・Y軸のユニットって、CD/DVDドライブの中のスライド部分じゃん?
加工機でどうこうしたいワケじゃなく、加工機そのものに興味でてきた(爆
検索するともっと本格的なヤツを自作してる人も結構いるのね。
CDからDVDドライブに換装したとき外したヤツ
(壊れてなかったので捨てるに捨てれず放置してた)があったっけ。
それを分解、モーターの端子とリミットスイッチに電線を繋いで、、、とりあえず動かしてみた
大きな虫眼鏡は最近の必須装備((^_^;)
イケそうだぞー
ハードオフのジャンクコーナーで¥300程度のドライブを買ってきて分解、
あまり古いタイブだとDCモーターで動作してるのがあったり
ごく小さなモーターの端子に電線をハンダ付けする際に溶かしてダメにしてしまったり(爆
あと2台欲しいために4台のドライブを分解するハメに、、、
レーザーモジュールや小さな基盤、反射プリズムなどを破壊して取り払ったスライド部分は凸凹なので
そこにアルミ板を取りつける
スライド部分にエポキシパテ盛って、アルミ板を貼りつけ
後でパテの「痩せ」が出て傾かないように中に支えは入れてある
スライド棒とアルミ板が平行になるように木の棒を挟んであるよ、
パテは硬めなので、全体に盛るとアルミ板を押し付ける際に
スライド棒やスペーサーが歪んでしまいそうだったから、スライド部分の周囲に土手状にしてあるだけ、
裏からエポキシ接着剤を流し込みます。
主剤と硬化剤は少し丈夫なビニール袋に入れて、、、
袋の上からモミモミして混合
袋のカドをちょんと切って、クリーム絞り出すみたいににゅ~っと充填!
ヘラもいらないし手も汚れず、余ってしまったのもそのまま捨てられてナカナカ便利♪
とりあえず、X軸・Y軸(でイイのかな?)前後左右のぶんは出来た、
ゲージ当ててフルストロークで動かしてみた。
ストロークは40mm、その範囲でそれぞれ0.03&0.06mm傾いてた
そんなモンだろうね、とりあえず動かしてみたいだけだから、精度は拘らない?!
アルミの土台ぶぶんに載せるために、アクリル板を切り出します、
アクリル板の加工は静電気で切粉が纏わりつくから嫌い、、、
前後/左右の軸の直角や水平は後で調整できるようにボルトで浮かせて固定
アルミ板とアクリル板の間に、飴の包み紙(0.03mm)を挟んで平行度を調整したよ(爆
縦軸は、、、このステッピングモーターではぜんぜん余裕がなさそうだったので
使い物にならないと思っていたDCモーターのヤツのスライダー部分だけ利用
モーターは外してしまったけど、駆動用の歯車はバックラッシュ防止になりそうなので残したまま、
それに、(無駄とはいえ)駆動部分が多いほうがメカちっくでカッコいいし?!
モーターは小型のステッピングモーター、
スライド軸のM6の長いボルトとはビニールホースの切れ端で接続
あとで固定しようと樹脂製のベアリングが通してあるけど、無くても大丈夫そう、、、
ボルトとの噛合せ部分はジョイントナットに穴あけて、タップたてた。
グリスたっぷり付けて、何度も往復させていたらスムーズに動くようになったよ
本体の大きさは、W150 D180 H220 くらいの大きさで収まった
じつは、ここまで3週間くらいかかってるんだけどね ((^_^;)
ある程度カタチになってきてから、モータードライブ用の部品を注文したので
続きは月末か来月になってから。
それと、フリーで出回ってる制御のソフトウェアなどもお試しちゅう。
こんなモノ作って何をするという目的はないのだけど、
思い通りに動くという動作が複雑なほど楽しいじゃん?