CNC加工機(のようなモノ)を作ろう(4)


ハンディ掃除機を片手にあれこれとテスト、
RS-380モーターを手に入れて換装してみたのだけど
モーターが強くなってもビットは変わらないし、そもそも送りが非力すぎてダメ

段ボールとかバルサ材程度が限界っぽい (笑

マブチのRE-140モーターのほうがバランス良い感じ


今のところコレで何を造るというのではなくて
装置をイジって遊ぶのが目的なのね、
速い動きができるペンでお絵かきも飽きてきたし
切削は時間かかるのが少しじれったい、せっせと動いてるのを見てるのは楽しいのだけど…


そこで、レーザーモジュールを手に入れてみました♪

イメージ 1

出力500mwというモノ、35ドルくらい。

Aliezpressの日本語ページ、自動翻訳そのままなのだろうけど、
500メガワットって表記してあるのよね、発電所並みの出力 (笑

イメージ 2

先端の部分で焦点距離が調整できて、
ゆっくりと紙を近づけていくと、焦点の合ったトコロで紙に穴があくよ

イメージ 3

位置を変えようと不用意にレーザー光の焦点の合った場所が皮膚に当たるとチクッ!と痛い、、、


さっそくモーターと取り替えてテスト

イメージ 4

実際はこんなに眩しくないのだけどカメラで撮ると過剰に赤が強くなっちゃう

イメージ 5 オマケで付いていたレーザー保護メガネ越しに撮ると

肉眼で見たのと近い感じ。

イメージ 6

CNCに似たレーザー彫刻機・レーザーカッターのようなものだと
Z軸がなくて焦点をレンズで合わせるようなのだけど
せっかく3軸なんだし、ピント固定で高さで焦点を合わせる方向で

最初は数ミリづつ高さを変えて照射、ある程度高さを追い込んでいって、、、

コードの記述を間違えて線を引くつもりが切り抜いちゃったヤツ (汗

イメージ 10

最後は0.2mmづつ高さを変えて追い込んでいった

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±0.2mmくらいの余裕はありそう、
両端の線の太さが0.5mmくらい、焦点距離が高くても低くても幅広く焼けて
縁の焦げも少し目立つんだな。

何となくわかったトコロで、Inkskape→クリップアートのインポート→
元画像はこれ

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J Tech Photonics Laser Tool というプラグイン使って画像をGコードに変換

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画像を線データへ変換してGコードへという操作が割と重いみたいで
複雑な画像だとPCがフリーズしたみたいになる

出来たのがこれ、

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色の境目だけの線データだから黒塗りの部分がないので少しイメージ変わるけど
ナカナカ上手く動いてくれるモンだね。

切り抜けちゃってるんだけどね (爆

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その後、設定を変えて切り抜かずに線を描くコトは出来た、、、

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紙質や紙の色でも変わってしまう、薄黄色の付箋紙は同じ設定でも切り抜いてしまうし
糊の部分にあたると煙の臭いが、、、

ちなみに↑もInkscapeにあった機能の歯車を描くヤツ
任意の歯車を描いてマウスでぐりぐり回せる、それだけでも楽しいよ。


タバコほどではないにしろ、「焼いている」ので多少の煙は出る
幸いPCの場所は台所に近く、1.5mのUSBハブと3mの延長に
USB-AとUSB-Bの変換ケーブル0.5m繋いで換気扇の下に持って行って動かしてる
背中向きなので機械の様子を見てPCの画面を確認して…というのが慌ただしい(爆


更に欲をだして複雑な画像を探して試してみた
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ここまで細かいと隣接する線どうしが被ってしまう、
黒い部分はすぐ焼き切れちゃうからぜんぜんダメ

もう少し線の少ないのをフリーの画像から頂いてきて
バルサ板に描いてみた

これが
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こうなった

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最後のほうで移動台に配線が引っかかって脱調してしまって
位置がズレてしまった、、、

ちゃんと出来たの載せればイイのかもしれないけど
↑程度の描画で30分くらいかかるんですもの、、、

レーザーの出力や移動速度などで結果が大きく変わるから、ペンを取りつけて描くより難しいけど
切削するほど時間かからないし、しばらくコレで遊べそう、


ワークエリアがもう少し広ければ良いのだけど、、、