Wolf200のキャブレターをオーバーホール
先日、ほぼ1年ぶりにWolf200を引っ張り出してみた
バッテリーは弱っていたけど充電しただけでセルは回って、あっけなくエンジン始動
何となくカブり気味なのはキャブの詰まり?ガソリンの劣化?などと様子を見ながら近所をぐるっと試走
調子が悪いのはキャブレターだね、オーバーフロー起こしてる、、、
じつは思い当たるコトがあってね、以前キャブのオーバーホールしたときにワケあってニードルバルブだけ誤魔化して組んだままだったのだ
最低限、必要な部品だけ取り寄せ。今日は時間があったのでキャブを外して分解
以前からオーバーフロー気味、保管時にガソリンが垂れることがあったので燃料コックを閉めているの
蒸発してしまったガソリンの残りカス?が固まってたけどジェット類は詰まっていなかったから始動はできたんだね
で、問題のニードルバルブは、、、
以前、キャブを分解したときフロートを留めてる軸が取れなかったのよ
自分がこの車体を手に入れた時には既に、ガンバって外そうとした痕跡があったのよ
軸の反対側には押し出すために叩いたような跡も。。。ひょっとしたら軸受ごと曲がっちゃってるカモ?キャブクリーナーで誤魔化せていたから触らずそのまま放置してたのだけど、それももうダメっぽい
今回はフロートと軸を切断してでも取り外すつもりで部品を調達
先端を削って丁度良い感じで軸を掴めるプライヤーが有ったので、一応ぐりっ!と力を加えたらちょっと動いた、そのままぐりぐり抜けたじゃん♪
いままで触ってきたコトのあるキャブのフロート軸って、ぬるっと抜けるものしか無かったのだけど、ほぼ「圧入」という感じでガッツリ刺さってたのね←このキャブはそういうモノなのかなぁ?
ともあれ、無事にニードルとスリーブを摘出
ニードルの先端は段付きもほぼなくてまだ大丈夫そうだけど
スリーブ側はダメだね、綿棒にコンパウンド付けて接触面を磨いてしまえばイケそうだけど(笑
フロート室の緑色のやつを掃除(ブラシで擦る程度で落ちた)して
結局、破壊せず外せたフロートと軸もせっかくだから新しいのを組み込んで完了
始動性は変わらない
でもスロットル中開域の回転数でボコつき気味だった症状も改善されて調子イイぞ♪
あとはタンクに半分くらい残ってるガソリンを使いきって新鮮なガソリン入れなきゃ、、、その頃には寒くなってまた放置というコトになりそうだけど (^_^;)