あわいち

前日の夕方すぎになって、土曜日のお仕事がキャンセル
もう少し早く連絡くれれば予定を変更するなりできたのに、
急すぎて対応できずに1日あいてしまった、
この時期は忙しくて1日でもモッタイナイというのに…

去年の暮れに乗ったきり、少し前にバッテリーを交換したものの
今年になってまだ乗ってない乗用車も動かしたいし、、、

というワケで、「遠征」に行くコトに決定

機会があれば行きたいと思っている候補の中から
今回の目的地は新潟の離島、粟島(あわしま)
1周20kmほどの小さな島だよ


日付が変わる深夜0時頃、出発
距離は370kmほど、ほとんど高速道路なので
ルート検索すると4時間強なのだけど、SAで夜食を食べたりしてたら
到着したのは5時くらい

フェリー乗り場といっても乗船手続きする事務所は
うちの近所の児童館と同じくらいの規模の建物だ、、、

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フェリーの利用者は駐車場が無料なのでクルマはここに停めておける

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この日の朝一番のフェリーは高速船
前日の夜にフェリーのサイトで予約して支度を済ませてあるよ

高速船は予約が必要とはいえ、殆ど埋まることは無いらしい
予約が埋まってるのは8月4日だけって言ってたけど
その日は島でイベントがあるのかな?

乗船率は50%くらい?
他の乗船客は釣りの人とディキャンプ&海水浴がほとんど


乗船して出港の時にツィート投稿したあと、すぐデッキで爆睡(笑

1時間ほどで目が覚めるともう島が見えてた

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港に着くと、民宿のお出迎えがずらーっと
いかにも離島という雰囲気

お出迎えのバンや徒歩で宿に向かう人たちの居ないほうで
輪行袋から取り出して出発

様子がわからないし、セオリーどおり時計回りね

民宿が並ぶ内浦の通りを過ぎるころに出てくる分岐

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右は島を横断して反対側の金谷の集落へと行く道
左の海沿いの遊歩道(というコトになってる)へと進みます

海沿いの道のすぐ横に見える海はキレイさがハンパないぞ

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内浦から3kmほどは、ほぼ平坦な道
先のほうは坂が見える、、、

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フェリー乗り場でもらった島のパンフレットに載ってる写真は
たぶん↑このあたり

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一周3時間なんて書いてあって、お子様は楽しそうだけど、この先は坂道
途中で10%越えてるだろ?ってほどの場所があって
子供はぜったい泣くか帰るって言い出すって、、、

そんな坂をガンバって上ってみたけど
路上にバッタがたくさん、踏みそうになって落車

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キツい場所で再乗車できず、不本意ながらそこは押し歩き

最初の矢ヶ鼻展望台へ着いた

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晴れていれば佐渡島とか見えるらしいけど
今日は霞んでて眺望が良くないのが残念、、、

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ココから金谷の集落への下りも激坂だよ

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右下の図、わかりにくいけど内浦から2000m地点~2500mまでの500mで
50mの標高差=やっぱ10%じゃん、所々それを上回る場所があったりしたよ
展望台のあるピークからの下りも同じくらいの勾配が、、、

事前に調べた際に、観光案内所で貸し出すレンタサイクルは
変速なしのママチャリしか無いって、それじゃキツいんじゃ、、、?


金谷の集落へ向かう途中、
八幡神社~八幡鼻展望台へ行く分岐があったので入ってみた

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鳥居があるのが↓現在地

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その先は丸太階段&砂利道だそうで、、、
歩いて行くのも面倒なので断念

だぁ~っと下って金谷の集落へ

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自販機のトコロにいるおねぇさんのレンタル自転車は
まだ新しい電動アシストつき、あるじゃん
最近導入されたのかな?

食堂があったので何か食べようと思ったのだけど
予約が入ってカレーライスしか出来ないと、
集落を出ればまた坂道、その前にカレーライスはヤバそうなので断念
飲み物だけ買ってすぐスタート

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内浦から島を横断してくる道路だね、
ずっと上りだけど、キツいところでも6~7%ってとこ、
休み休み上ると途中で島の西側を周るコースへの分岐があるよ

島の西側の道路は台地のようになった地形の高い場所を走っているので
緩いアップダウンのくりかえし
冬の日本海からの風のせいかな?背の高い木がほとんど無いんだね

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展望台からも、そうでない場所からも景色がすごい
スマホのカメラじゃ上手く写らないけど、
肉眼だと先の画像のような透明な海が深いところまでずっと見えるんだ

途中の展望台で遭遇した大学生と話した程度で、
集落以外の場所ではぜんぜん人とすれ違わない

北端の展望台から島の東側へと下る

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ココも10%の坂道、その先の草陰の看板は
「急な下り坂800m、自転車はおりてください」とかいてある
一周サイクリングをウリにしてるのに(笑

坂がキツいのは南端の展望台への上り下りと
内浦から北端への上りのそれぞれ数百メートルくらいの部分だけど
普段あまり自転車に乗っていないとその他の坂もキツく感じるんだろうね
電アシなければ3時間というのは「ただ周るだけ」になってしまいそう

くだってしまえば内浦の集落、
結局、その周辺だけが平地であとはずっと上り坂か下り坂
とにかく暑かった~

アワイチ 完走?!
とは言ってもいわゆる「淡路島一周のアワイチ」じゃないけどなっ(笑

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景色を見ながらたくさん画像撮ってゆっくりまわって4時間くらい
途中で景色をTwitterにでも上げようかと思っていたけど、
集落以外の場所では電波の入りがあまり良くない上に
スマホの画面が汗でベタベタになってて、あまり触りたくなかったの(笑

とりあえずゴハン食べようと行きに見つけておいた食堂へ

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この島の名物のワッパ煮というのを食べる気でいたのだけど
走ってきたばかりでアツくなっている状態で店に入ったとき
他の人が頼んだのが運ばれてる
器の中でマグマのようにゴボゴボと沸騰してる汁が見えて
今は食べたくないな~と断念。。。


通常だと新潟へ戻るフェリーの最終が15時くらい
30分前には乗り場に着きたいとなれば今日のペースじゃギリギリなのだけど
この時期は最終便が17時という日があるんだな、今日もそう。

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なので、おと姫の湯という温泉施設でお風呂~♪

着替えの肌着は持って来たけど、
インナー付きライドパンツは取り外せるインナーだけ替えても
アウターまで汗でびちょびちょだった、、、
たとえ汗が乾いても、それ穿いて運転して帰るのは嫌だなー

他に入浴客がいなかったので入浴ついでに洗わせてもらった
まだカラダが火照ったままなので
ちょっと湯船に浸かって水シャワーで冷やしてをくりかえし、
気持ち良かった~塩泉系の良いお湯だったよ

洗ったライドパンツのアウターはそのまま穿いたけど
外に出て風に当たったらすぐ乾く

あとは帰りのフェリーの時間までのんびり

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お土産屋で買ったアイスは、米粒入りだって

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お米の味はしないけど、食感がオモシロイ

アイス食べながら土産物屋のおばちゃん(ばあちゃん)とお話し
昔の様子がイロイロ聞けて面白かった
同じ島でも大きさのぜんぜん違う佐渡島とは生活もずいぶん違ったみたい


島の周りだけでなく
防波堤で囲われた港内の海ですら透明度がすごい

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フェリーが入るほどだから水深5m以上はあるのだろうけど
海底まで良く見えるのよ、、、


フェリーが着くと必ず?港に出てくるおまわりさん

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島を周っているとき、巡回の途中ですれ違って見られてた(汗
そんな話や、北から漂着するモノの話も聞けた
関東にいると実感ないけど、ここじゃリアルな事なんだよね




帰りは普通船

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安い2等客室にしたのだけど、冷房がガンガン効いててすげー寒い
デッキに出れば潮風がベタベタするし、、、
電池のなくなりかけてたスマホをバッテリーに繋いで充電
普段は気になる発熱もお腹に当ててると暖かくて有難い(爆

19時近くに新潟を出れば、関越の渋滞も解消したあとで快適走行
途中のSAでゴハン食べたりしたから帰りもやっぱり5時間くらい
深夜0時頃に帰宅、家を出てほぼ24時間

実際に漕いでいたのは4時間くらい、
その他の時間が20時間(笑

真夜中の空いている高速道路の運転は嫌いじゃないし
フェリーの待ち時間なども港を徘徊するのも面白い
ずっと「非日常」な状態だったので、なかなか濃かったよ


小さな島だけど、また来たい。

設備のあるキャンプ場があったから、
キャンプ&サイクリング&魚釣りというのも良いカモしれない
天気が良ければ星がキレイなんだろうなー






帰宅時間が遅かったので、一輪車は積みっぱなし
仕事から戻って一輪車を降ろそうとしたらパンクしてる?!

空気を入れてもイッキに抜けてしまう
昨日のうちにパンクしたとは考えられないレベルの抜けかた
チューブを取り出してみると、、、

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リムテープも突き抜けてた

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Schlumpfのハブ組んだとき、自分で切りなおしたスポークがちょっと長くて
ニップルから少しだけ出てるんだよね
空気圧が高くなると全体が膨らむブチルチューブと違って
Fossのチューブって、一部分だけが膨らむという癖があるのよ

今回、高めにしていた空気圧が炎天下の車内で更に膨張して高くなって
リムテープごと膨らんでスポークに刺さったっぽい、、、

今度はリム穴に付けるキャップ使ったほうが良いかもしれない



あとは、夏の夜の高速走行の昆虫アタックの機銃掃射痕を洗い流さねば・・・